真面目に働くのはバカバカしい?迷ったときに試したい考え方

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真面目に働いても評価されないと、何もかもバカバカしくなりますよね。

「何のために頑張っているのだろう」と虚しくなるし、やる気をなくす気持ちわかります。

できることなら、正当に評価してもらいたいですよね。

実は、ちょっとした工夫で、働くことへのネガティブな感情を軽減し、やる気を取り戻すことができるんです。

仕事に対する考え方や取り組み方が変われば、再び頑張れるようになるでしょう。

そこで今回は「真面目に働くのがバカバカしくなる理由と対処法」をご紹介します。

仕事でうまくいかないときがあったら、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
  • なぜ真面目に働くのがバカバカしくなるのかわかる
  • 真面目な人が損をする会社の特徴が知れる
  • 真面目に働くのがバカバカしいときの対処法を学ぶ

真面目に働くのがバカバカしいと感じる理由

真面目に働くのがバカバカしくなっている男性

多くの人が、真面目に働くことに疑問を感じる瞬間があります。

努力が評価されず、報酬も上がらない状況では、「一体何のために頑張っているのか?」という気持ちが湧くものです。

ここからは、真面目に働くのがバカバカしいと感じる理由について詳しく解説します。

  • 評価が不十分
  • 給料が上がらない
  • 仕事量が多い
  • 誰にも感謝されない
  • 不真面目な人がいる

評価が不十分

真面目に働いているにもかかわらず、自分の努力や成果が十分に評価されていないと感じる場合があります。

この不公平感は働く意欲を削ぎ、仕事に対するモチベーションを低下させる原因になります。

たとえば、チームの業績向上に大きく貢献したにもかかわらず、その努力が上司からの一言で片付けられてしまう場合です。

このような状況では、どんなに頑張っても報われないと感じるでしょう。

給料が上がらない

真面目に働いているのに給料が一向に上がらないと、不満が募るものです。

時間とエネルギーを費やしても報酬に反映されないことは、モチベーションを大きく削ぐ要因となります。

例として、何年も同じポジションで昇給がない場合、その企業で成長する見込みがないと感じます。

いつしか働く意欲が低下し、転職を考えるようになるでしょう。

仕事量が多い

仕事量が過度に多い場合、どんなに真面目に働いても仕事が終わらないと感じやすいです。

仕事に終りが見えないため、働くこと自体が無意味だと感じる原因になります。

具体的には、長時間の残業や休日出勤が常態化し、プライベートの時間を犠牲にすることが求められる状況です。

このような働き方では心身ともに疲弊し、働くこと自体が苦しくなるでしょう。

誰にも感謝されない

真面目に働いても、感謝の言葉がないとモチベーションが下がるのは当然です。

感謝されないことで、自己の存在意義を見失いがちになります。

たとえば、毎日残業をして頑張っても、その努力に対する感謝やフィードバックがない場合です。

こうした状況では頑張る意味を見出せず、バカバカしいと感じることが多くなるでしょう。

不真面目な人がいる

職場に不真面目な同僚がいると、自分だけが損をしているように感じることがあります。

不真面目な人が得をするような環境では、真面目に働くこと自体が無駄だと感じてしまうのです。

例として、同僚が仕事をさぼっても罰せられず、自分だけがその尻拭いをする状況です。

このような職場では、自分の頑張りが報われないと感じるでしょう。

真面目な人が損をする会社の特徴

真面目な人が損をする会社の上司

残念ながら、真面目な人ほど損をするような会社が存在します。

どのような会社がそれに当てはまるのか見ていきましょう。

  • 正当な評価をしない
  • 過剰な仕事の押しつけ
  • 成長する機会がない
  • サービス残業が多い
  • えこひいきしている

正当な評価をしない

真面目に働く人が損をする会社の大きな特徴の一つは、社員の努力や成果を正当に評価しないことです。

こうした企業では、仕事に対する熱意や努力が報われず、社員のモチベーションが低下してしまいます。

たとえば、ある社員が業績を大幅に向上させたにもかかわらず、その成果が他の社員と同じように扱われ、昇給や昇進に反映されない場合です。

このような状況では、努力が無意味だと感じるでしょう。

過剰な仕事の押しつけ

過剰な仕事の押しつけも、真面目な人が損をする会社の特徴です。

こうした企業では、仕事を真面目にこなす社員に対して、次々と新しいタスクを押しつける傾向があります。

具体的には、「あの人ならやってくれる」という理由で、他の社員が手をつけない仕事や、緊急の案件がすべて真面目な人に回される状況です。

このような職場環境では、負担が増え続け、最終的には燃え尽きるリスクが高まるでしょう。

成長する機会がない

成長する機会がない会社も、真面目な人にとって損をする場所です。

学びや挑戦の機会が提供されない環境では、自分のスキルやキャリアを発展させることができず、長期的には停滞感に悩まされることになります。

例として、同じ業務を何年も繰り返し、新しいプロジェクトや研修の機会が全く与えられない場合です。

このような状況では、仕事への情熱を失い、他の職場を探したくなるでしょう。

サービス残業が多い

サービス残業が多い会社は、真面目に働く人が損をする典型的な会社です。

長時間労働が状態化し、定時を過ぎても残業代が支払われずに働くことが当たり前とされています。

たとえば、毎日のように終業後も黙々と作業を続ける状況や、上司の一言で急な仕事が追加されるが、それに対する対価が一切ない場合です。

このような環境では、労力が報われないため、働く意味を見失うでしょう。

えこひいきしている

えこひいきがある会社も、真面目な人が損をする特徴を持っています。

特定の社員だけが優遇される環境では、公平な評価や処遇が期待できず、働く意欲を削がれてしまいます。

例として、上司の身近な社員だけが昇進しやすかったり、特定の人だけが重要なプロジェクトに参加できるようなケースです。

このような職場では、努力や成果よりも、個人的な関係が重視されていると感じるでしょう。

真面目に働くのがバカバカしいときの対処法

真面目に働くのがバカバカしいときの対処法を実践する女性

「真面目に働くことがバカバカしい」と感じたとき、どうすれば良いでしょうか?

このような気持ちは多くの人が抱えるものですが、効果的な対処法があります。

ここでは、心の負担を軽減し、前向きな気持ちを取り戻す方法を紹介します。

  • 優先順位をつける
  • 適度に手を抜く
  • 上司にアピールする
  • 有給休暇をとる
  • 転職を検討する

優先順位をつける

真面目に働くことがバカバカしいと感じたときは、仕事の優先順位をつけるようにしてください。

すべてのタスクを完璧にこなそうとすると、自分の時間とエネルギーを消耗し、結果的に効率が悪くなることがあります。

たとえば、重要でない仕事に時間を費やしすぎて、肝心なプロジェクトが遅れてしまう場合です。

このような状況を避けるためには、毎日のタスクを見直し、本当に取り組むべきことに集中しなければいけません。

優先順位を意識することで、仕事の負担を減らし、ストレスを軽減することができるでしょう。

適度に手を抜く

すべての仕事に全力で取り組む必要はありません。

適度に手を抜くことで、精神的な負担を軽減し、長く働き続けるためのバランスを保つことができます。

具体的には、完璧を求めずに、80%の完成度で満足することです。

定型的な業務や繰り返しの多い作業に対しては、効率を重視し、必要以上に時間をかけないようにします。

このような姿勢を持つことで、エネルギーを温存し、重要なタスクに集中できるでしょう。

上司にアピールする

自分の努力が正当に評価されていないと感じた場合は、上司にアピールすることが必要です。

自分の成果を積極的に伝えることで、評価を得やすくなり、モチベーションの維持にもつながります。

たとえば、定期的なミーティングで自分の取り組みや成果をアピールし、具体的な数値や事例を交えて説明することです。

このような行動は、上司の理解を深め、評価に反映される可能性を高めるでしょう。

有給休暇をとる

疲れやストレスを感じるときは、有給休暇を取得してリフレッシュしてください。

働き続けることで成果を上げようとするよりも、適度に休むことで、心身の健康を保ち、パフォーマンスを向上させることができます。

例として、連日の残業で疲労が蓄積していると感じたら、数日間の有給休暇を利用してリフレッシュすることが考えられます。

有給休暇を積極的に活用することで、ストレスを解消し、仕事への意欲を取り戻すことができるでしょう。

転職を検討する

真面目に働くことがバカバカしいと感じる状態が続く場合、転職を検討することも一つの選択肢です。

自分のスキルや能力を正当に評価してくれる会社を探すことで、より充実したキャリアを築くことができます。

例として、現在の職場での成長や昇進の見込みがなく、待遇や環境に不満がある場合は、転職サイトを活用して新たな職場を探すことがおすすめです。

自分の価値を再確認し、より良い職場での活躍を目指すことができるでしょう。

真面目に働く意味や理由を再確認する方法

真面目に働く意味や理由を再確認している女性

真面目に働くことに疑問を感じたら、その意味や理由を再確認することが大切です。

なぜ自分が努力しているのか、その目的を見直すことで、働く意義を再発見できるかもしれません。

ここでは、その具体的な方法をいくつかご紹介します。

  • 目標を明確にする
  • 自己成長を意識する
  • 感謝の気持ちを持つ
  • 良い部分を見つける
  • 仲の良い人に相談する

目標を明確にする

真面目に働く意味を再確認するためには、まず自分の目標を明確にすることが大切です。

目的がはっきりしていないと、日々の業務がただのルーチンワークに感じられ、モチベーションを失いやすくなります。

たとえば、「3年後にはマネージャーとしてチームを率いる」という具体的な目標を設定することで、日々の業務がその目標に向けたステップであると感じられます。

目標を明確にすることで、日々の仕事が単なる義務ではなく、自分の成長や達成感につながるでしょう。

自己成長を意識する

自己成長を意識することも、働く意味を再確認する方法の一つです。

日々の業務の中で、新しいスキルや知識を身につけることができれば、自分の成長を実感しやすくなります。

具体的には、新しいプロジェクトに挑戦する、あるいは業務に関連する資格取得を目指すなどです。

自己成長を意識することで、真面目に働くことが自分のキャリアや人生にどのようなプラスをもたらしているのかを再確認してみてください。

感謝の気持ちを持つ

真面目に働く意味を見失いそうなときには、感謝の気持ちを持つことが大切です。

職場での感謝の気持ちは、自分の努力や成果が誰かに役立っているという実感を得る助けになります。

たとえば、同僚や上司、取引先から「ありがとう」と言われる瞬間を大切にし、その言葉が自分の働き方に対する評価であると受け取ることです。

こうした感謝の気持ちが、仕事への意欲を支える原動力になるでしょう。

良い部分を見つける

仕事の中で良い部分を見つけることも、真面目に働く意味を再確認する方法です。

すべての業務が楽しいわけではないですが、その中にもポジティブな側面を見出すことが重要です。

例として、日々の業務の中で少しでも達成感を感じる瞬間や、同僚との良いコミュニケーションを通じて得られる満足感を大切にすることです。

このようなポジティブな要素に目を向けることで、仕事全体への満足感を高めることができるでしょう。

仲の良い人に相談する

悩みを抱えたときには、仲の良い人に相談することも有効です。

他者の視点や意見を聞くことで、自分の状況や感じ方を客観的に見つめ直すきっかけになります。

たとえば、信頼できる同僚や友人に現状の悩みを話し、彼らの経験や考え方を聞くことです。

これにより、新たな視点や解決策が見つかるかもしれません。

共感を得ることで気持ちが軽くなり、前向きに働く力を取り戻せるでしょう。

真面目に働くのがバカバカしい人のよくある疑問

真面目に働くのがバカバカしい人のよくある疑問

「真面目に働くことは無駄なのか?」といった疑問を抱く人は多いです。

努力が報われないと感じることがあるからこそ、このような疑問が生まれます。

ここでは、真面目に働くことに対するよくある疑問と、その解決策について解説します。

  • 仕事は頑張るだけ損しませんか?
  • ちゃんとやってる人が損をするのはおかしくない?
  • 真面目に働くのが疲れたらどうすれば良い?
  • 公務員でも真面目に働くのがバカバカしくなる?
  • 税金が高くて真面目に働くのがバカバカしい

仕事は頑張るだけ損しませんか?

「仕事は頑張るだけ損をするのではないか?」と感じることがあるかもしれませんが、あなたの努力は決して無駄になりません。

頑張ることでスキルや経験を積み、自分の成長やキャリアに大きな価値をもたらすことができるからです。

たとえば、短期間で成果が見えなくても、長期的には業界での評判が高まり、将来的なチャンスが広がることもあります。

自分が誇りを持てる仕事をすることで、内面的な充実感を得ることもできるでしょう。

ちゃんとやってる人が損をするのはおかしくない?

「真面目に働いている人が損をするのはおかしいのではないか」と感じることがありますが、これは一概には言えません。

正当な評価を受けない状況にある場合は、職場環境の改善や転職を考えることが重要です。

しかし、自分が正しいと思う行動をとり続けることで、長期的には信頼や評価を得ることができる可能性があります。

例として、不当な評価や扱いを受けた経験を持つ人が、別の会社でより良い評価を受け、キャリアアップにつながったケースがあります。

自分の価値観や目標に沿って行動することが、結果的に最良の道となるでしょう。

真面目に働くのが疲れたらどうすれば良い?

真面目に働くことに疲れを感じたときは、まず自分を労り、適切な休息を取ることが大切です。

疲れが溜まると効率も下がり、ストレスも増加します。

そのため、定期的に休暇を取るなど、リフレッシュの時間を確保することが重要です。

具体的には、休暇中に趣味を楽しんだり、リラックスできる環境で過ごしたりすることで、心身のリフレッシュが図れます。

時には心の声に耳を傾け、必要ならばキャリアの見直しや仕事の仕方を変えることも検討するべきでしょう。

公務員でも真面目に働くのがバカバカしくなる?

公務員であっても、真面目に働くことがバカバカしく感じられることはあります。

これは、評価が曖昧であったり、努力が報われないと感じることが原因です。

たとえば、年功序列の文化が強い職場では、いくら努力しても昇進や昇給が約束されないと感じることがあります。

このような場合には、現状を受け入れるだけでなく、自己成長を意識して新たなスキルを磨いたり、副業や趣味に力を入れたりすることが大切です。

公務員として働く意味を再確認し、自己の成長や満足感を得る方法を見つけてください。

税金が高くて真面目に働くのがバカバカしい

「税金が高いせいで、真面目に働くのがバカバカしい」と感じることがあるかもしれませんが、税金は社会のインフラや公共サービスを支えるために必要なものです。

自分が支払う税金が社会全体の福利に貢献していると考えることができれば、その価値を見出すことができます。

例として、教育や医療、交通インフラなど、日常生活で享受しているサービスの多くが税金によって支えられています。

これらのサービスが自分や家族、コミュニティにどのような恩恵をもたらしているかを考えることで、税金の重要性を理解しやすくなるでしょう。

真面目に働くのがバカバカしくなった私の体験談

真面目に働くのがバカバカしくなった私の体験談

筆者もとある会社で働いたときに、真面目に働くのがバカバカしくなった経験があります。

ある日、プロジェクトの締め切りが迫っていたため、連日遅くまで残業していました。

チームのために全力を尽くし、なんとか期限内にプロジェクトを完成させたのを覚えています。

しかし、上司からの評価は一言もなく、逆に同僚のAさんが「効率よく仕事をこなした」として褒められていました。

Aさんは単なるリーダーであり、実際の仕事はほとんど筆者がしていたのにです。

この出来事で、真面目に働くことがバカらしく感じるようになりました。

努力が報われないと感じる瞬間でしたが、努力はいつも報われるわけではないのが悲しいところです。

あなたも、真面目に働くのがバカバカしくなったときは、思い悩まず割り切るようにしてはいかがでしょうか。

まとめ

真面目に働いても、評価が不十分で給料が上がらず、誰にも感謝されないとバカバカしくなるときがあります。

過剰な仕事の押しつけやサービス残業が多く、社員をえこひいきするような会社は、真面目な人が損しやすいです。

真面目に働くのがバカバカしいと思ったときは、仕事の優先順位をつけ、適度に手を抜くようにしてください。

疲れたときは有給休暇を取ってリフレッシュすれば、仕事への意欲を取り戻すことができます。

それでも納得いかないときは、転職を検討した方が良いでしょう。

もし、真面目に働く意味や理由がわからなくなったら、一度立ち止まって現状を再確認してください。

目標を明確にし、仕事の中で良い部分を見つけ、時には仲の良い人に相談することで、新たな解決策が見つかるかもしれません。

真面目に働くことは決して無駄ではなく、いつか評価される日が来ます。

一生懸命働いている自分を認めつつ、無理しないようにしてください。

この記事を書いた人
佐々木陽

広島県福山市生まれ。東京、大阪、北海道など各地を転々としつつ、Webの仕事を経験。現在はIT企業でコンサルタントとして活動。人事経験は15年以上あり、顧客の採用支援や社員教育にも関わった経験あり。業務を進行する中で、雇用主・労働者双方にインタビューしつつ、キャリアや転職への知見を増やしている。

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